会長法話
鈴木 超淳 前会長 第6話
先祖は樹木の根の如し、子孫は枝葉の如しと教えられます。
樹木の根に肥料や水を与えることにより根が太くなります。
根が太くなれば枝や葉が繁ってまいります。
同様に、先祖のおかげを感謝し、供養致しますと、子孫が栄え、幸福に暮らす事が出来るのです。
地方により違いますが、七月にお盆、八月にお盆を迎え、九月には秋の彼岸の行事がありますので、お寺詣りをし、お墓まいりをして、親や先祖のおかげを感謝する心を深めて下さい。
先徳のお言葉に、鳩には三枝の礼あり烏には反哺の孝ありと教えられます。
親鳩が止まりますと子鳩はそれより三つ下の枝に止まって親を敬い烏は親烏が嘴で子烏に餌を与えて育て老いてきた親烏に子烏が嘴で餌を与えると言われます。
鳩や烏でもこのようにして親を敬いますのでお盆や彼岸に親や先祖のおかげを感謝し南無阿弥陀仏とお念仏を唱えましょう。