会長法話

鈴木 超淳 前会長 第3話

時はかる車にかけし我が命
きちりきちりと縮まりてゆく

これは山口県長門市大日比の法洲上人の歌です。
時計の針が六十秒過ぎれば一分六十分過ぎれば一時間と間違いなく時を刻んで居ります。
時計と同じように人生も一日過ぎれば一日だけ老いてゆき一日づつ死に近づいているのです。
終点が解らないから良いですが間違いなく老と死に向かって歩いています。
正月が来れば年末に向かって歩いているように・・・・・・
一日一日を大切に生きましょう。

八木重吉さんの歌に
たった一人の 自分を
たった一度の 人生を
本当に生かせなかったら
生きてきた甲斐がないじゃないか
生き甲斐のある生活をするために

夜寝る前に今日一日の反省をし南無阿弥陀仏と称えましょう。
仏様が必ずお護り下さいます。

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