今月の法話

平成20年11月

「よい子の集い」を通して

 山口教区では、毎年夏休みになりますと、5会場で「よい子の集い」が開催されます。
 今年は、浄泉寺が会場になり1泊2日の日程で実施しました。
 この集いの中で一番大切なのは帰敬式であります。帰敬式では佛法僧の三宝に帰依をして、明るく、正しく、仲良くお念仏の生活を生きていくことを佛様にお誓いをする式であります。

 今年参加した小学校4年生の男子の家にお盆参りをした時、お母さんからこんな話を聞きました。

 僕は「よい子の集いに行って宝物を貰ったんだお母さん何と思う」

 「さあ何かな。」

 「それはねお数珠だよ、和尚さんがね、お数珠をいつも身につけてお念仏を忘れずにいると佛様の子どもになり、弱い友達をいじめたり、友達の悪口を言ったり、困らせたりしない子どもに成ることが出来る。と教えてもらったんだ」と言って。

 「家で勉強するときも、外で遊んでいる時も、いつでもお数珠を以ています。来年も「よい子の集いに」参加するんだと楽しみにしています」と。

 こんな話をして下さいました。わずか2日間の宗教体験がもたらす効果はすごいなとこの少年に教えられ、永く「よい子の集い」を続けたいと思います。

合掌

山口 浄泉寺
岡崎覚豊

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